団信？？団体信用生命保険とは？
団体信用生命保険とは？
団信という言葉を聞いた事はありますか？住宅ローンを利用して家を購入する際に必ず加入しないといけない生命保険です。
今回は、団信「団体信用生命保険」について説明してきます。
まず、団体信用生命保険とは？について説明していきます。
生命保険という名前のとおり、債務者に万が一（死亡や重度障害など）の事態が起こった場合に残債が0円になるというものです。
つまり、残された家族が住宅ローンの返済をしなくても住み続ける事が出来るという事です。
団体信用生命保険の種類
団体信用生命保険の中にはいくつかの種類が存在します。
①死亡時のみのタイプ
このタイプは一番スタンダードで債務者が死亡時のみ効果が発生します。
②死亡及び高度障害のタイプ
借入者が死亡または高度障害状態になった場合に効果が発生します。
ここでいう高度障害とは、ほぼ完全な身体機能の喪失を意味し、契約によってその基準は異なります。
③三大疾病（五大疾病）・ケガ病気・一時的な就労不能時もカバーするタイプ
このタイプは、一定期間収入が入らない事を想定しているタイプです。
④がん保険を含むタイプ
簡単に治るがんは適応外のケースが殆どですが、それ以外であれば効力が発生します。
団体信用生命保険のメリット
やはり、万が一の事態が起こった時に住宅ローン残債が0円になる点です。
これは、私が思うマイホーム購入をする1番のメリットだと感じます。
なぜなら、残された家族が生活をしていく上で居住費を気にしなくても良くなる為です。
世帯主が亡くなると、どうしても収入が減ってしまい生活が苦しくなるケースが殆どですが、そこをカバーする事で残された家族を助けることが出来ます。
また、その不動産を売却して現金に換える事も出来るのです。
亡くなったとしても、家族を守ることが出来るのが、【団体信用生命保険】の最大のメリットと言えるでしょう。
団体信用生命保険のデメリット
ここまでは、団体信用生命保険の良い所を説明してきましたが、ここからはデメリットについて説明していきます。
団体信用生命保険に加入できないと住宅ローンを組むことが出来ない
これです！
どういうことかと言うと、過去に大病を患ったことがある場合や、現在何かしらの病気を患っている場合は住宅ローンを組むことが出来ません。その為、マイホーム購入を諦めるしかないのです。
なぜ、そのような事態になるかと言うと、みなさん思い出してください。最初に説明していますよね？団体信用生命保険は生命保険という事を。
生命保険という事は、健康な状態でないと加入する事ができないのです。
中には、団体信用生命保険に加入しなくても住宅ローンを組むことが出来る銀行もありますが、万が一の事態が起こった場合は、残された家族が債務を引き継ぐため判断は慎重に検討しましょう。
