ここ最近での、よくある相談・・・農地の売却

今回はコラムではなく、私がここ最近の中で相談が多いなと感じる事を書いていきます。
もし、似た境遇のお客様がいれば参考にして頂ければと思います。

農地を所有している

みなさんは、代々継がれてきた「農地」は所有していますか?
倉敷市では、農業が盛んで多数の世帯で「農地」を所有していると思います。
ひと昔前では、田畑を耕し耕作をしていた家庭も現代では、農業での収入も少ない割に体力も使い、農業を敬遠する人がたちが増えてきております。

そんな「農地」を相続し、手入れもせず休耕地として放置してはいませんか?
若しくは、遠方に住んでいる為、どうしようもなくほったらかしにしているとか・・・

重い腰をあげて、売却に向けて行動すると・・・

農地の売却は難しい・・・

とインターネットや友人知人の声が耳に入ってきます。
その為、売却したくても買い手が見つからないという状況になります。

農地の売却

まず、農地が売却しにくいか?
という点ですが、「市街化区域」と「市街化調整区域」という2つのエリアによって180度変わってきます。
「市街化区域」とは、街づくりを推進しているエリアなので、建築物がどんどん建っていきます。反対に
「市街化調整区域」とは、街づくりを抑制していこうというエリアなので、基本的に建築物は建ててはいけません。
農地の処分に困っている人のほとんどはこの「市街化調整区域」の農地を所有している方です。

市街化調整区域の農地

農地には3種類の農地があります。

①第1種農地
②第2種農地
③第3種農地

この3種類になりますが、簡単に説明していきます。
①第1種農地
基本的には農業専用の土地。
②第2種農地
基本的には農業専用の土地だが、例外で農地以外での利用お出来る可能性あり。
③第3種農地
条件をクリアすれば農地以外での利用も許可出来る。

上記の中で①②であれば、農業用地としての土地になる為、売却する事は難しいでしょう。
ただ、③であれば、資材置場用地や露天駐車場として利用できる可能があるので、売却しやすい土地と言えます。

皆様が所有している農地が売却出来るか出来ないのか分かりませんが、まずは一度相談してみるのが懸命だと言えます。
但し、中には市街化調整区域の農地の売却と相談しただけで、「売れません」と一蹴してくる不動産会社もある為、信頼できる不動産会社を選びましょう。

(株)住まいるエージェントでは、どんな物件でも最高のご提案を致しますので、お気軽にご連絡ください。