不動産営業マンが使う言い回しとは?

今回の記事は、私自身がお客様と会話をするなかで使用する言い回しをまとめてみた内容となります。大前提として、嘘をついて購入や売却を促すのは良くない為、事実を伝えることを大事にしていますが、その中でどのよな言葉や伝え方をすれば、お客様の心に響くのかを常に考えています。

表裏一体の考え方

「表裏一体」とは、二つの物が表と裏のように密接で切り離せないことを意味することわざである。「表裏」は「おもてとうら」、「一体」は「切り離すことができない関係にある」という意味である。例えば、人間の性格における長所や短所、物事の善し悪しなど一つの事柄に対して二つの側面があることを言い表しているのが特徴だ。参考先:実用日本語表現辞典

この考え方を不動産に置き換えた時に、誰かにとってのメリットは誰かにとってのデメリットであり、誰かにとってのデメリットは誰かにとってのメリットでもあると思います。

その為、良い点と悪い点を上手に伝えることで購入や売却の意欲をあげています。

トーク集(言い回し)

ここからは、簡単に言い回しを書いていきます。

●土地が大きい(広い)
メリット:ガーデニングや子供が遊べるスペースが確保できる
デメリット:固定資産税が高くなる、庭が広いと手入れが大変

●建物が小さい
メリット:修繕箇所が少なく費用削減が出来る、家族で会話をする機会が増える等
デメリット:入居人数が多いと部屋が足りず困る

●土地の形状が良くない
メリット:形状が良くないからこそ通常より安価で購入することが出来る
デメリット:家の配置やデッドスペースが出来る

●どん突きにある不動産
メリット:交通量が少なく小さい子供がいても安心、通常より安価で購入できる
デメリット:車の出し入れが大変

●築年数が古い
メリット:自分好みにリフォーム出来るので楽しみが増える
デメリット:旧耐震の場合は地震に弱い

他にも色々な言い回し(伝え方)がありますが、一番大事なことは事実を伝える際に出来るだけ魅力的な表現方法で伝えるという事です。

中には、綺麗ごとしか教えてくれない不動産営業マンがいますが、その際は悪い点も教えてくださいと言ってみましょう。
悪い点は無いという営業マンからは、不動産購入も売却もやめた方が無難でしょう。