【3分で分かる】「仲介」と「買取」の違いを徹底比較!
不動産の売却を検討する際、「少しでも高く売りたい」と考える一方で、「いつ売れるか分からない不安を解消したい」「売却後のトラブルを避けたい」といった様々な希望や悩みが生じます。
不動産を売却する方法には、大きく分けて「仲介」と「買取」の2種類があります。
それぞれの仕組みやメリット・デメリットを正しく理解し、ご自身の優先順位や物件の状態に合った方法を選択することが売却成功の鍵となります。
今回は「仲介」と「買取」の純粋な違い・比較ポイントをプロの視点から分かりやすく解説します。
①「仲介」と「買取」の根本的な違い
不動産を売却するうえで「仲介」と「買取」では、買主の存在や不動産会社が果たす役割が根本的に異なります。
仲介(不動産会社が「買主を探す」)
不動産会社と媒介契約を結び、チラシや不動産ポータルサイトなどを通じて広く一般の買主を募集・探索する方法です。不動産会社は売主と買主の間で締結される契約をお手伝いする「仲介」という立ち位置になります。
買取(不動産会社が「直接買い取る」)
不動産会社が買主となり、売主から直接物件を購入する方法です。購入した不動産会社は、リフォームやリノベーション(リフォーム)を施して再販売したり、大きい土地の場合は分譲住宅地として再度販売を行います。重要な点は、不動産会社が利益を求める為に購入するという点です。
②「仲介」の特徴・メリット・デメリット
一般市場で買主を探す「仲介」は、価格面でのメリットが大きい反面、時間や手間がかかる特徴があります。
【メリット】市場価格(高値)での売却が狙える
市場相場に近い価格で売却できる可能性が高くなります。その為、買取より高値で売却できる可能性があります。また、人気エリアや状態の良い物件であれば、相場以上の価格で成約することもあります。
【デメリット】売却までに時間がかかり、不確定要素が多い
売主と買主の条件が合致するまで販売活動を行うため、売却開始から引き渡しまでに通常3ヶ月〜6ヶ月程度の期間がかかります。長期になる場合は、1年とかかる場合もあります。
その為、引き渡しまでの期間が読めず、最悪の場合は売れ残ってしまうリスクもあります。
③「買取」の特徴・メリット・デメリット
不動産会社に直接買い取ってもらう「買取」は、スピードと安心感に長けています。
最大の特徴は即現金化できるという点です。
【メリット】即現金化できる
購入希望者を探す広告期間が不要なため、条件が合えば最短数日〜1ヶ月程度で契約・引き渡しまで完了します。引っ越しや資金面でのスケジュールが立てやすいのが魅力です。
また、不動産会社と直接の取引となるため仲介手数料が不要になります。
【デメリット】売却価格が市場相場の6〜7割程度になる
不動産会社は再販時の利益・リフォーム費用・諸経費・売れ残りリスクを見込んで買い取るため、売却価格は仲介の市場相場の6割〜7割程度(物件や状態によっては5割〜6割程度)まで低くなります。
④「仲介」と「買取」の徹底比較表

⑤あなたに最適なのはどっち?判断チェックリスト
仲介が向いている人・物件
〇「1円でも高く売りたい」という価格最優先の人
〇売却完了まで半年程度など、時間に十分な余裕がある人
〇築浅・駅近など、そのままの状態で一般需要が高い好条件の物件
〇売り出し中の広告掲載や内覧対応を受け入れられる人
買取が向いている人・物件
〇「〇月までに現金化したい」など明確な売却期限がある人
〇築年数がかなり古い・傷みが激しいなど一般買主が見つきにくい物件
〇近所や周囲に知られずに静かに売りたい人
〇売却後の建物トラブル(雨漏りや故障)の責任(契約不適合責任)を一切負いたくない人
〇内覧対応や荷物の片付け・クリーニングの手間を避けたい人
まとめ
不動産売却における「仲介」と「買取」は、どちらが良い悪いはなく、重視する目的によって正解が変わります。
価格の最大化を目指すなら → 「仲介」
スピード・確実性・安心・手間なしを優先するなら → 「買取」
まずはご自身の状況や売却期限を整理し、信頼できる不動産会社に相談してみることから始めてみみてはいかがでしょうか?

